生徒が取り組みたくなる「問い」を立てる!探究のベースを育む「クエスチョン・エックス」

探究学習プログラム クエスチョン・エックス
探究学習プログラム

「授業に積極的に参加する生徒が少ない…」
「生徒が好きなことを探究するために、教員はどんな姿勢で生徒と向き合えばいいのだろう」
「もっと前向きに学ぶ姿勢は、どうすれば身につくのだろう?」

生徒が主体的に学ぶためには、どのようにしたらよいのだろうか。「先生に言われたからやる」のではなく、自らやりたくなるような生徒を育てるために、どのようにしたらよいのか悩むことはありませんか。生徒たちの主体性を育むには、生徒たち自らが心から興味関心を持つ「問い」を育むことが大切です。

カードゲームを通じて、生徒自らの「問い」を育む!

「Question X」は生徒が自ら問いをつくり、問いを持って生きる面白さを体感する全6回のプログラムです。カードゲームを使用しながら、問いの面白さに気づき、世界が問いにあふれて見える。そんな状態に生徒を誘い、すべての授業・日常から探究的に学び続ける姿をつくり出します。

プログラムの特徴

POINT 1
問いを立てたくなるカードゲーム!
生徒たちが問いを出し、その問いの「びっくり度」や「もっと考えたい度」でポイントを獲得していくので、自然と盛り上がります。生徒たちも、問いを立てるのが面白くなります。

POINT 2
クラスの雰囲気が良くなる!
問いを立てあう中で生徒同士、違う目線で問いを持っていることに気づき、「そんなことを考えていたんだ」「面白いね!」と盛り上がります。「同じ考えじゃなくてもいい」「違うことが面白い」という価値観が育まれ、クラスの雰囲気が良くなります。

 

POINT 3
学校の勉強って面白いと感じるようになる!
「なぜだろう」と自らの問いを持って授業にのぞむように変化するため、学校の授業が面白いと感じるようになります。高校生730名が「学校の勉強は、全体的に面白いと思う」と答えた割合は、受講後32.83%から43.23% と1.5倍向上しました。

Question Xは、一般財団法人三菱みらい育成財団主催の「みらい育成アワード2023」のカテゴリー2(教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な「心のエンジンを駆動させるプログラム」)においてグランプリを受賞いたしました。(三菱みらい育成財団HP)

プログラム内容

「問い」の面白さに気づき、生徒の好奇心が爆発する6コマのプログラムです。前半に問いに答えていくカードゲームをやり、後半に身近な生活や授業で問いを探して自分だけの問いを磨いていきます。

名称:探究学習プログラム「クエスチョン・エックス」(Question X)
対象:中学生、高校生※小学生も可能
実施コマ数:全6回(各50分)※6回〜10回程度にアレンジ可能
環境:普通教室 
教材:ワークブック、カード型ゲーム教材、授業進行用スライド、先生用指導ガイド
費用:料金はプログラムの種類や組み合わせ、生徒の人数やサポートの選択などによって異なります。 ご希望の条件にあわせてお手伝いさせていただきますので、まずはお気軽にお問合せください。

探究学習プログラム クエスチョンエックス
探究学習プログラム クエスチョンエックス

授業のながれ

STEP 1・2 カードゲームを通して問いを立てる練習をする!
カードゲームを通してさまざまな問いと出会い、問いによって自分の思考が開かれていくことを体感します。ゲームに取り組んでいるうちに、生徒それぞれが「もっと考えてみたい」と思える問いに気づき始めます。

STEP 3・4 日常生活や日頃の授業で、問いを探してみる!
自分が考えてみたいと思った問いを持ちながら世界を眺め、日常生活や日々の教科の授業を過ごしてみます。普段とは異なる世界との出会いを体感することで、自分が探究したい問いの輪郭が浮かび上がってきます。

STEP 5・6「自分だけの問い」を決める&「問いの力」についてふり返りをする!
最後に、自分だけの「問い」を決めます。問いの定義を考え、実際に調査を行うことを通して、問いと何度も向き合い自分の問いを磨き上げます。最後に「問いの力」についてのレポートを執筆します。

生徒の声

人は考えれば考えるほど問いが派生して新たな問いが生まれて、その問いを解決すればする程、また問いが生まれてという無限ループの先に、成長があるんだなと思った。

一見、なんのことだかよく分からない問いを考えてみることで、自分がこれまで狭い世界で生きていたことに気づかされた。自分は、見たいものしか見ておらず、その外側には知らない世界がたくさんある。普段見慣れているすべてのことが、考える視点を変えると全く違って見えてくる。

最初の時点では想像できなかったことが起きるなと感じました。老人ホームの方との出会いがあったり、最初とは全然異なる結論に着地したりしておもしろいなと感じました。

先生の声

普段は無気力な生徒たちが、この授業だけはイキイキと語り始めました。生徒は元々、学びたい欲求を持っている。それに蓋をしていたのは教師なのではないか。

生徒が自ら問いを持って教科学習に取り組んだり、自らの進路やキャリアについて考えたり、そうした『問い』が日常的に生まれる基盤を作るには、探究学習の授業の時間だけではとても足りないということも感じています。
もともと問いを意識する習慣がなければ、生徒も教員もだんだん忘れていき、これまでの日常に戻ってしまう。まずは問いを持つこと、問いを受けとめることを教員が常にしっかり意識して、問いが習慣になることが大切だと感じました。

『どうなんだろう?』と、問いとしっかり向き合う生徒が増えました。問いを立てる楽しさそのものを味えるようになったことに加えて、『どんな問いを立ててもいい』という土壌づくりにもなっていると感じました。

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