社会で活躍する大人たちのビジョンから自分の人生を探究するキャリア教育プログラム「The Vision」

the vision
探究学習プログラム

「ザ・ビジョン」は、生徒一人ひとりが自分らしい人生のビジョンを思い、自由に表現する授業です。
元陸上競技選手の為末大氏、病児保育を推進するフローレンスの駒崎弘樹氏、法政大学総長(当時)の田中優子氏など、
各界を代表する8人の「探求する大人たち」が語る「いまを生きる大切さ」から授業をスタート。
そして、人が誰しも経験する“熱中”体験を通して、生徒たちが大切にしている価値観を語り合い、
いま自分らしいあり方や生き方とは何かを、深く探究していきます。

▼ザ・ビジョンの紹介動画(2分05秒)


動画教材「探求する大人たち」に登場する8人

アフロ氏
MOROHA
ラッパー
駒崎 弘樹氏
NPO法人フローレンス
代表理事
佐内 正史氏
写真家
田中 優子氏
法政大学
総長
為末 大氏
元陸上競技選手
土井 香苗氏
NGOヒューマン・ライツ・ ウォッチ 日本代表
仲 暁子氏
ウォンテッドリー株式会社
代表取締役CEO
吉岡 秀人氏
NPO法人ジャパンハート
ファウンダー・最高顧問

 

プログラムの特徴

①生徒の自己肯定感が高まる

自分らしいあり方、生き方とは何かを思い、仲間と語り合う。そのなかで、自分への理解を深め、承認し合うことで、あらためて自分本来の良さとこれからの可能性に気づき、自己肯定感を高め、自分の人生を生きる基盤を醸成していきます。

②自分が大切にしている価値観をつかめる

先人たちの人生に触れ、自分の未来を想い、過去を見つめ、自分の価値観を紡いでいきます。この取り組みで主体性と探究力を伸ばし、生徒一人ひとりが、自分らしい価値観やビジョンをいつでも、自由に探究できるようになっていきます。

③本当の自分の姿と自然に向き合える

生徒たちは、未来や過去を想い、ペアインタビューやビジョンの表現を体験します。論理思考だけではなく、情動や感性に働きかける多面的なプログラムを通じ、深く考えたり、言葉に出来ていなかった本当の自分、新しい自分に出会います。

④人生の選択肢・可能性が広がる

動画教材「探求する大人たち」では、ビジネスやスポーツ、医療、学問など幅広い領域の第一人者に学びます。彼らのあり方や生き方、その探求に触れることで、実社会で働くことの意義や職業観を醸成し、広く人生の選択肢・可能性を獲得します。

 

プログラム内容

●概要
名称:進路探究コース「ザ・ビジョン(The Vision)」
対象:中学生、高校生、大学生
実施コマ数:全4回(各50分)※1日での実施も可能です
環境:普通教室(STEP1のみグループで動画を見るパソコンが必要)


●教材

・ワークブック(A4サイズ/31ページ)
・動画教材(1本)
・先生用指導ガイド(A4サイズ/18ページ)

TheVision_logo

●プログラム詳細

授業の流れ 内容 詳 細

STEP1

ビジョンと出会う

8人の「探求する大人たち」が語る
「いまを生きる大切さ」に触れます。
STEP2

未来の自分を探求する

8つのグループに分かれて、「探求する大人たち」をクラスのみんなに紹介します。「探求する大人たち」を手がかりに25歳の自分をイメージします。
STEP3

過去といまを探求する

自分自身が過去熱中したことを考え、未来のイメージと過去の熱中体験を手がかりに、いま感じているビジョンを自分の言葉とビジュアルで表現します。
STEP4

自分のビジョンを発表する

未来のイメージ、過去の熱中体験をもとに紡いだ
自分のビジョンをクラスのみんなに発表します。

 

生徒の声

今までは自分の将来についてあいまいなイメージしかなかった。しかし今回の授業で「大人」について調べ、自分のVisionnとはなんなのかを考えていく中で、自分は何をしたいと考えているのか、何ができるのかが少しずつわかってきた気がする。また友達のVisionについて話を聞くことも自分のVisionについて考える材料になると気づいたので、今後何かに迷った時には友達の考えを聞いてみるのも必要だと思った。(中学2年生)

これまで小学校の卒業文集などで「将来なりたい職業」を聞かれることが多かったが、職業ではなくThe Visionのように「将来どんな人になりたいか?」という聞き方だったら自分が本当に目指す場所がわかるし、職業の選択の幅も広がると思う。人生の目的はVisionを実現することで、職業は手段に過ぎないということに気付けてよかった。(中学2年生)

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