【開催終了:5/27(土)開催 先生向け】ナレッジカフェ Vol.5 「これからの”学校と地域の接続”を考える」
探究学習を実践する中で、より深い学びを生み出すためにカギとなるのは、その探究が生徒たちにとって「自分ごと」になっているかどうかです。そのために身近な地域が探究活動の題材となることが多いようですが、生徒にとって地域について取り組むことは退屈で他人ごととなってしまい、探究が深まっていない状況も多くあるようです。探究学習をデザインする上で地域を題材にすることは、実は難しいテーマでもあります。一方で、そのような難しい題材である地域と上手に関係を結び、「自分ごと」として学びが生まれる素材として活用できれば、より豊かな学びが起こり始めます。なぜなら、地域とのつながりがさらに深まることで、生徒たちが試したり、挑戦したりと地域を学びのフィールドとして最大限に活用できるようになるからです。
今回のナレッジカフェでは、地域を題材として探究学習を実践している方々をゲストにお招きします。苦労したことや工夫したことをお話いただきながら、これからの学校と地域の接続を考えていきたいと思います。みなさまのご参加を心からお待ちしております。
(お知らせ)
教育現場では探究活動に取り組み始めたものの、コロナ禍による行動制限が理由であったり、過去の経験や知見が少ないということだけでなく、予算の関係から思うように実践できていないという声をよく耳にします。
このような中で経済産業省はこれからの産業社会の変化に対応した人材を育成することを目的に、探究的な学びを一気に至らせようと多額の予算を確保して学校の支援に乗り出しました。これによって今年度、全国的に探究学習がさらに促進されるようになります。
(探究的な学び支援:https://www.tankyu-hojo.jp/)
支援事業者として弊社が採択された後に、クエストエデュケーションプログラムを無料で利用できるようになります。ご関心をいただけるようでしたら下記連絡先までお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
教育と探求社 探究的な学び支援補助金担当 sc@eduq.jp
<日程>
2023年5月27日(土) 16:00-18:00(リアル会場:15:30~受付開始/オンライン会場:15:50〜入室開始)
<内容>
1. パネルディスカッション
登壇者:
・上野 正彦さん
豊中市南部地域の小中学校再編に伴う学校跡地活用などまちづくりの担当者として、昼夜土日関係なく先輩と二人で活動。まちの人からはいつしか南部ブラザーズと呼ばれるようになる。その後、教育委員会事務局学校教育課へ異動。学校再編で新たに開校する豊中市初の義務教育学校の担当となり、独自のカリキュラムづくりやコミュニティスクール(庄内さくら学園応援団)の業務を担う。
・梨子田 喬さん
元岩手県教諭、世界史教員。大船渡高校、盛岡第一高校などで探究活動に取り組む。その後、岩手県教育委員会で、高校魅力化事業を担当、今年から西大和学園に移り再び教壇に立っている。
・八木邦明さん
約30年の教職人生を過ごしたのち(東京都の公立中学を皮切りに、日本人学校、教育委員会、学校管理職と様々な機会を得て)、2019年度末に校長職を(任期を残して自主)退職し、「一般社団法人シヅクリ」を設立。静岡の人財育成と地方創生をミッションに課し、学校・教室と社会・企業を繋ぐ探究型のキャリア教育プログラムを展開。「社会全体で人財育成する」仕組みと風土をつくることを目標に、シヅクリプロジェクトの拡張に奔走している。
※ オンライン、リアル会場ともに参加者同士の交流の時間がございます
- 振り返り
- 質疑応答
教育懇親会(本会終了後 18:15~20:30)
※任意参加/会費:5,000円
<一緒に考えたいこと>
・生徒にとって「自分ごと」になる、探究学習のつくり方
・これからの、学校と地域の理想的な関係性
・地域を題材とした探究学習が持っている可能性
<定員>
リアル会場:60名
オンライン:60名
<参加方法>
■リアル会場
以下の開催会場へ開始10分前までにお越しください。
ナレッジキャピタル ナレッジサロン
(グランフロント大阪 北館 7F)
■オンライン(ZOOM)
お申し込み後にZoomのURLが記載されたメールをお送りいたします。
ナレッジカフェは、参加者同士が対話を通じて共に学び合いを行う場です。
オンライン参加の方も参加者同士の交流の時間をご用意しております。
対話が可能な環境からご参加ください。
<申込方法>
以下のフォームよりお申し込みをお願いいたします。
ご記入いただいたメールアドレス宛に、当日のご案内をお送りさせていただきます。
https://info.eduq.jp/form/kc20230527
【お問い合わせ先】
教育と探求社 大阪営業所(osaka_sc@eduq.jp)
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